文章が苦手な人に贈る記述試験の攻略方法

公開日:2014年3月25日
 最終更新日:2014年11月28日

自分が技術士にふさわしい知見を有していることを示すには、分かりやすい論文を書く必要があります。思いつきのままに書いた論理的ではない論文ではまず合格できません。

技術力と分かりやすい論文を書ける能力は別物です。技術力のある人が必ずしも分かりやすい論文を書けるわけではありません。分かりやすい論文を書けるようになるには、技術力を鍛えるのと同様に論文力を鍛える必要があります。

このページでは、論文力を高められる2冊の参考書を紹介します。

論理的な論文を書く

分かりやすい論文を書くポイントには次のようなものがあります。

  • 論文に適した文章を書く
  • プロセスを踏んだ論文を構成する

本書はこれらの基本的なところから解説を行っているので、文章を書くのが苦手という人にうってつけです。

特に感心したのが150文字法によって文章を書くやり方です。1つの文章のかたまりを150文字とすれば、原稿用紙1枚(600文字)の場合はタイトルを含めて3つの文章のかたまりがあれば原稿用紙が埋まります。

600文字の文章を書かなくてはならないと考えるより、150文字の文章を3つ書くとしたほうが心理的には楽になります。具体的な構成例も豊富にあり参考になります。この考え方を自分のものにできれば一気に論文力が高まるでしょう。

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パラグラフで文章を書く

上で登場した150文字の文章は、パラグラフ・ライティングという手法で構成しましょう。

パラグラフとは1つのトピックを説明した文の集まりです。パラグラフは段落と似ていますが、次ようなルールがあるところが段落と異なります。

  • 文章の先頭に要約文を書き、後ろの文で詳しく説明する。
  • 1つのパラグラフで扱う話題は1つのみとする。

Paragraph01

パラグラフ・ライティングのメリットは次のとおりです。

  • 読み手はパラグラフ先頭の要約文を読むだけ内容を把握できるので、読みやすい文章となる
  • パラグラフを意識することで論理的な文章を書ける

パラグラフ・ライティングは、実務でレポートを書くときにも役立つ技術です。この機会にぜひ習得しましょう。

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