口頭試験の対策

公開日:2014年3月26日
 最終更新日:2014年11月28日

このページでは、口頭試験の試験対策について説明します。筆記試験合格者に対する口頭試験の合格率は約80%とかなり高いです。

しかし、準備を怠ると足元をすくわれるでしょう。口頭試験をクリアすれば晴れて技術士となれます。最後まで気を抜かずしっかり準備しましょう。

試験の概要

口頭試験の概要は次のとおりです。

  • 試験日
    11月から翌年1月の間で1日
  • 試験時間
    20分(10分程度延長可)
  • 試験内容
    • 技術的経験を中心とする経歴及び応用能力(60点):筆記試験答案と業務経歴から試問
    • 技術者倫理(20点)
    • 技術士制度の認識その他(20点)
  • 合格基準
    上の3項目のそれぞれで60%以上の点を得れば合格

試験対策

ポイント

口頭試験対策のポイントは次のとおりです。

  1. よく聞かれる質問に対する準備をしっかり用意しておく
  2. 回答は長々と言葉を継がず、シンプルに答える
  3. 答えられない質問についてはわからないとハッキリ答える
  4. 相手の顔を見て答える

技術的経験を中心とする経歴及び応用能力について

配点比率が高いこの項目がもっと時間をかけて試問が行われます。試問内容は次のようなものです。

  • 筆記試験答案の説明とそれに対する質疑
  • 業務経歴に関した受験動機、今後の抱負などの質疑

体験談から質問された内容をリストアップしました。これらに対してきっちり答えれれるように準備しておきましょう。

  • 自分の経歴について簡単に説明してください
  • 受験動機を教えて下さい
  • 今の業務に技術士の資格をどう活かすのですか
  • 業務内容の詳細に書かれた内容について説明してください
  • 課題解決能力の答案で書かれた内容について説明してください
  • 業務内容の詳細や筆記試験答案の内容についての突っ込んだ議論
  • 過去の業務の失敗例を教えて下さい

下の記事では対話形式で口頭試験の様子を記録しています。雰囲気をつかむのに役立つので一読しておくと良いでしょう。

技術者倫理、技術士制度の認識について

ほとんどの人は口頭試験を受ける段階になって初めて技術者倫理や技術士制度の勉強を始めるでしょう。質問にすんなり答えられるように中身まで理解しておくようにしましょう。

この項目でよく聞かれる質問には次のようなものがあります。

  • 3義務2責務とは?
    • 3義務:信用失墜行為の禁止の義務・秘密保持の義務・名称表示の場合の義務
    • 2責務:公益確保の責務・資質向上の責務
  • 3義務2責務に違反した場合の罰則は?
    • 守秘義務違反の場合は、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
    • 申告な違反の場合は、資格剥奪や名称使用禁止
  • 技術士とは?
    • 技術士法第2条を答える
    • 技術士とは、登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。
  • 技術士倫理綱領とは?
    • 公衆の利益の優先、持続可能性の確保、有能性の重視、真実性の確保、公正かつ誠実な履行、秘密の保持、信用の保持、相互の協力、法規の遵守等、継続研鑚

口頭試験対策に役立つ参考書

筆記試験に合格して口頭試験の準備を本格的に始める場合、参考書を用意するとよいでしょう。

口頭試験で準備しておくことや不適切な回答例、試験事例などが豊富に載っており、とても参考になります。

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